第1回 税法判例研究会開催のお知らせ ~ 入門編 ~

研究部

 up2024年09月01日

皆さま、こんにちは。東京青税研究部では租税判例百選[第7版]に掲載されている判例など、実務上特に重要性の高いテーマを選定し研究会を行っており、今回は今年度の第1回目になります。
これまでは、特定の内容に沿ってチューターが報告し、皆さまと検討してきましたが、今回は、新しい会員や判例に触れる機会が多くはない方に向けた入門編として研究会を実施します。

入門編の内容
(1) 「税法判例」とは? 「税務争訟」とは?
(2) 最高裁判所の判決、地方裁判所・高等裁判所の判決、国税不服審判所の裁決
(3) 「判例」の探し方、租税判例百選や判例評釈の読み方
(4) 最高裁判所の判決の構成と内容
(昨年の税法判例研究会のテーマ「武富士事件」を参考に。)
(5) 地裁・高裁の判決の構成と内容(当事者の主張、裁判所の判断)
(6) その他、入門的な内容について

多くの会員の皆様のご参加をお待ちしております。

日    時:令和6年10月10日(木)18:30~21:00
場    所:東京税理士会館
チューター : 余郷 太一 会員(青山学院大学大学院法学研究科講師)
オブザーバー:小池 幸造 会員(元静岡大学教授、元全国青税会長)
対    象:会員・準会員
参   加  費:500円(資料代)新合格者は無料 継続
申    込:不 要

Q  税法判例研究会では何を勉強するの?
A  民法の理解、税法の理解、具体的事例についての判決等を解説し、納税者の立場から税理士実務に生かせることを目的に勉強していきます。
Q  どのような進め方で勉強するの?
A  争点はどこにあるのか、どういった事実や主張・論理が敗訴(勝訴)につながったのか、納税者が勝つためにはどういった 事実や主張・論理が必要だったのかといった実務に直結させた検討を中心に行います。
Q  現実の税務調査や不服申立てにも活かせるの?
A  課税庁の主張のしかたを検討することで、ある事実や会計処理が税務調査等で争点となった場合や不服申立てにおいて、納税者の代理人として主張をする際に活かせます。
Q  事前の予習は必要なの?
A  事前の予習が無くても事例を検討することができるよう、まずは事実をありのままに把握することから始め、その上で税法に規定された要件をあてはめて結論を導けるようトレーニングしていきます。筆記用具だけ持ってご参加ください!!

※本研究会は既定の人数を満たした場合、認定研修として東京税理士会に申請致します。
※感染症等の蔓延及び荒天等により、急遽開催を中止又は延期させて頂く場合がございます。最終的な開催の可否はHP又はメーリングリスト(t-az)にてお知らせ致しますので、各自ご確認をお願い致します。体調が優れない場合は、参加をご遠慮下さいますようお願いいたします。

開催日  2024/10/10