税法学原論研究会第16回
up2015年04月23日
平成27年4月
税法学原論研究会第16回のお知らせ
東京青年税理士連盟
会 長 芳賀 保則
研究部長 平良 夏木
皆様、こんにちは。税法学原論研究会第16回を下記要領で実施します。
今回のテーマは、「税務制裁制度」です。納税者の税法違反に対しては、加算税等の行政上の制裁が課され、さらに刑事制裁が科される場合もあります。どのような場合に、加算税、とりわけ重加算税が課されるのか、また行政上の制裁と刑事制裁はどのような関係にあるか、といった点について検討していきます。
国税通則法が改正され、加算税賦課処分についても理由附記が行われることとなりました。ここであらためて、加算税を含む税務制裁制度の全容について、考えていきたいと思います。
勉強会後には懇親会を行います。会員同士の情報交換の場でもありますので是非ご参加ください。お待ちしております!
(チューターの山本会員からのメッセージ)
「税法学原論」という著作は、机上で書かれた本ではない。他の税法総論という類の本とは異なる。読み解くにはある種の覚悟がいる。
なぜなら本著作は、戦後税制の歴史の中で、常に被害者となってきた国民・納税者の救済のための創造的な理論を書き上げた本だからである。またそれは、著者が、自らをその現場に置くことによって織り上げた言葉でつづられている。
精魂込めて織り上げられた著作の中には、私たち青税会員の実践的研究成果も取り入れられている。税理士は、国民に対して、どんな役割を果たすべきなのか? 私を含めて、今日の税理士に求められる究極的な理念が、この著作には語られていると思う。
今回は、税務署の犯罪には何一つ触れない不公平税制の重要な柱のひとつである税務制裁制度について考えて行きたい。
記
日 時 : 平成27年5月19日(火)18:40~21:00
場 所 : 東京税理士会館(下記地図参照)
チューター : 山本 大志会員
オブザーバー : 小池 幸造会員(元静岡大学教授、日本大学講師)
対 象 : 会員・準会員
内 容 : 税法学原論第6版
第27章 税務制裁制度
参 加 費 : 500円(資料代) ★新合格者は無料です!
税法学原論研究会第16回