所得税勉強会~所得区分の見直しの視点
税制調査部
up2014年08月13日
暑さが日ごとに加わってまいりましたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
さて、今年の全国青税秋季シンポジウムのテーマは、「所得税におけるタックス・ミックス~このままで良いのか?所得区分~」です。
現行の所得税法は、昭和40年に施行されてから、基本的な所得区分は見直されておりません。この枠組みは経済成長期においては、国庫に潤沢な歳入をもたらし、豊かな社会保障を国民に提供してきましたが、日本経済が安定・縮小期に入るとともに、国際化・少子高齢化が進んだ現在では、この枠組みは、もはや従来の機能を果たすことが困難となってきています。
また、最近の裁判例では、外注費の取扱いや馬券購入の経費の取扱い等、所得区分をめぐる争いが増加してきています。
そこで、今年のシンポジウムテーマは、所得区分のあり方について勉強することになりました。
所得区分のあり方を考えるために、まずは所得の種類と担税力、所得区分の問題点等について考え、将来の所得税について考えてみたいと思います。
今年のシンポジウムのテーマに合わせて、所得税法の勉強会を研究部と税制調査部の合同企画として開催いたします。 実務家と学者、それぞれの立場からの所得区分の見直しの視点について、お話し頂きます。
新入会員の方々にもお勧めですので、
是非この機会をお見逃しないよう、皆様のご参加をお待ちしております。
日時:平成26年8月21日(木曜日) 18:30~21:00
場所:東京税理士会館会議室・201号室
講師:土’屋 栄悦 税理士
対象:会員・準会員
参加費:500円(資料代)
案内文→
開催日 2014/08/21