租税法の連続基礎講座 開催のお知らせ
up2023年02月15日
税理士の業務範囲は会計ソフトなどの発達・進化により狭まってきており、税理士の会計業務の多くは「道具(の発達・進化)」に取って代わられる運命にあります。
その理由は、税理士の行っている会計業務の多くは軽度の判断業務ゆえに「道具」がとって代わることができるからです。
では、「道具」が取って代わることのできない税理士の業務には何があるのだろうか。
それは高度な専門知識と高度な判断能力を必要とする分野です。
具体的には、「法の解釈・適用」「税務調査の立ち合い」「法廷に出廷」することなどです。
税理士は税法に関する専門家であり、納税者の代理人として税務訴訟も視野に入れて業務を行わなければなりません。
また、税理士は税務訴訟において補佐人として法廷に立ち、陳述をすることもできます。
これらの業務をおこなうためには、税理士試験の勉強では一切教わらない、「租税法の基礎理論」を学ぶ必要があります。
そこで、東京青年税理士連盟では、我が国で唯一の憲法論からの税法学体系書である『税法学原論 第8版』(北野弘久日本大学名誉教授著)をテキストにして、著者から直接指導を受けた現日本大学法学部・同大学院法学研究科教授で税理士としてもご活躍中の阿部徳幸先生を講師にお招きし、租税法の連続基礎講座(『税法学原論』のダイジェスト版講座)を開催いたします。
新合格者の方のご参加を心よりお待ちしております。
記
【日 時】
第1回:4月 5日 (水) 「租税法律(条例)主義と税理士」
第2回:4月13日(木)「実質課税の原則・応能負担原則と税理士」
第3回:4月19日(水)「税務争訟の法理と税理士」
第4回:4月24日(月)「質問検査権と税理士」
時間はいずれも18:30~20:30
【申 込】:不要です
※今後、新型コロナウイルスの感染状況、及びそれに伴う国、自治体の要請により、急遽開催を中止にさせて頂く場合がございます。最終的な開催の可否はHP又はメーリングリスト(t-az)にてお知らせ致しますので、各自ご確認をお願い致します。
会 場:東京税理士会館 地階
※4月24日(月)開催の会場のみ代々木駅北口駅前にある全理連ビルとなっております。お間違えの無いようお願いいたします。
HP:https://goo.gl/maps/VWWngCQizjcKdSGY6
講 師:阿部 徳幸 先生【税理士、現日本大学法学部・同大学院法学研究科教授 (元全国青税副会長・元東京青税会長)】
参加費:500円(新合格者は無料)
(研修会参加に際してのお願い)
* ご参加の際は必ずマスクの着用をお願いします。
* 体調が優れない場合はご参加をご遠慮ください。
* 会場内の密を避けるため、ソーシャルディタンスを確保できる席配置とさせて頂きます。満席になりましたら受付を終了させて頂きますので、お早めに会場にお越し下さい。
当日は会場にて書籍の販売も行います
北野弘久 著「税法学原論〔第8版〕」勁草書房 ほか