租税法の連続基礎講座のお知らせ
up2021年01月09日
税理士は会計の専門家という認識の方も多いですが、実は税務に関する専門家ですので、納税者の代理人として税務訴訟も視野に入れて業務を行わなければなりません。また、税理士は税務訴訟において補佐人として法廷に立ち、陳述をすることもできます。
では、「自分は税務に関する専門家ですから、出廷し陳述することができます。」と、自信をもって言えますか? また、税務調査には法的限界がありますが、調査官は何をすることができ、何をすることができないのか、答えることができますか?
わたしたちが「税理士」という職業専門家として、自信を持って納税者の代理人となりうるためには、税理士試験の勉強では一切教わらない、「租税法の基礎理論」を学ぶ必要があります。
そこで、東京青年税理士連盟では、わが国唯一の憲法論からの税法学体系書である『税法学原論第8版』(北野弘久日本大学名誉教授著)をテキストにして、著者から直接指導を受けた税理士阿部徳幸先生(日本大学教授)を講師にお招きし、租税法の連続基礎講座を4月に4週にわたって開催いたします。
新合格者の方のご参加を心よりお待ちしております。
記
日 時
第1回:4月 7日(水) 「租税法律(条例)主義と税理士」
第2回:4月13日(火)「実質課税の原則・応能負担原則と税理士」
第3回:4月20日(火)「税務争訟の法理と税理士」
第4回:4月27日(火)「質問検査権と税理士」
時間はいずれも18:30~20:30
※今後、新型コロナウイルスの感染状況、及びそれに伴う国、自治体の要請により、急遽開催を中止にさせて頂く場合がございます。最終的な開催の可否はHP又はメーリングリスト(t-az)にてお知らせ致しますので、各自ご確認をお願い致します。
会 場:東京税理士会館地階
講 師:阿部 徳幸先生(税理士・日本大学教授・元東京青税会長)
参加費:500円(新合格者は無料)
(研修会参加に際してのお願い)
* ご参加の際は必ずマスクの着用をお願いします。
* 体調が優れない場合はご参加をご遠慮ください。
* 会場内の密を避けるため、ソーシャルディタンスを確保できる席配置とさせて頂きます。満席になりましたら受付を終了させて頂きますので、お早めに会場にお越し下さい。
当日は会場にて書籍の販売も行います
北野弘久 著「税法学原論〔第8版〕」勁草書房 ほか