憲法と税理士 シンポジウム向け奥谷健先生勉強会

研究部

 up2019年07月05日

今年の全国青税秋季シンポジウム(会場は埼玉です!)のテーマは、「新時代に対応した税理士と税理士制度」です。東京青税の個別テーマ「憲法と税理士」に関する勉強会を、研究部と制度部の合同企画として開催します。講師には、広島修道大学法学部教授の奥谷健先生をお招きします。

2008年以来シンポジウムテーマに取り上げられて来なかった「税理士制度」。東京青税では、憲法と税理士と税理士制度との関係を深堀りします。

・税理士法第1条に税理士の使命は「申告納税制度の理念にそって」とありますが、憲法と申告納税制度の理念は、どのような関係と言えるのでしょうか?申告納税制度がなければ、税理士は不要なのでしょうか?

・憲法は私有財産権を保障しながら、納税の義務を課し、また適正手続きを保障しています。権利の保障と義務の実現の間で税理士は何が出来、何が出来ないのでしょうか?

など憲法の立場から税理士はどうあるべきか、税理士制度はどうあるべきかを考えていきたいと思います。

第一線の研究者としてご活躍の奥谷先生の幅広い視点から、この問題へのアプローチについてたくさんのヒントを頂けるのではないかと思います。シンポジウムに向けて是非皆さんで一緒に検討していきましょう。今年はより深い考察を得るためにゼミ形式での勉強会を予定しています

新入会員の方々にもお勧めです。また、「シンポジウムには参加できない」という方々も大歓迎です。日々の業務の中では税理士法について意識することはあまりないですが、我々の職業法であり、職業制度です。この機会に考えてみましょう。皆様のご参加をお待ちしております!

 

日    時:令和元年 8月 2日(金)18:40~21:00

場    所:東京税理士会館

講    師:広島修道大学法学部教授(税法学)

奥谷 健(おくや たけし)先生(ゼミ形式での勉強会です)

対    象:会員・準会員

参   加   費:500円(資料代)

 

奥谷先生勉強会_案内2019.07

開催日  2019/08/02