税法学原論研究会 第10回
up2018年07月12日
皆様、こんにちは。税法学原論研究会第10回を下記要領で実施します。
今回は、「納税義務の成立・確定」「地方財政権」がテーマです。
私たち税理士の日常業務に、所得税や法人税などの確定申告書の作成・提出という税額確定手続きがあります。
では、そもそも(あまり意識されたことは無いかもしれませんが)「納税義務の成立・確定」について、税法学上や実務上どのような問題点があるのでしょうか。そして税務署と対応する際に注意すべき点があるのでしょうか。また、課税庁からの更正・決定も「納税義務の確定」であり、この場合の更正・決定通知書に記載されている「理由」は記載されていればよいのではないため、どの程度の内容が記載されていれば適法となるのでしょうか。また、そもそも「理由」がない通知は、その処分は違法なのでしょうか。
ご承知のとおり平成24年国税通則法改正により、白色申告への更正理由附記も規定されましたので、この(白色申告を含む)「理由附記の規定」の法的性格やその問題点についても一緒に勉強していきましょう。
さらに、今回は通常「オブザーバー」をお引き受けていただいている小池幸造会員自らが「チューター」をしていただける貴重な勉強会になります。
新入会員の方々にもお勧めですので、奮ってご参加ください。
また、勉強会後には懇親会を行います。
会員同士の情報交換の場でもありますので是非ご参加ください。お待ちしております!
記
日 時 : 平成30年9月6日(木)18:40~21:00
場 所 : 東京税理士会館(住所:渋谷区千駄ヶ谷5-10-6)
チューター : 小池 幸造会員(税理士・元静岡大学教授)
対 象 : 会員・準会員
内 容 : 税法学原論第7版
第14章 納税義務の成立
第15章 納税義務の確定
第21章 地方財政権
参 加 費 : 500円(資料代)