税法判例研究会 第3回
up2018年06月01日
皆様、こんにちは。税法判例研究会 第3回を下記要領で開催します。
税務に関する判断力と論理的記述力を高めよう
税法の解釈・適用は、税理士の重要な業務です。私たちは日常的に会計処理をしていますが、この会計処理は税法の解釈・適用の結果にほかなりません。しかし、会計仕訳ではなく、税法の解釈・適用を書面で論理的に書くということも、税理士にとってきわめて重要な業務です。
新司法試験の租税法試験問題は、一定の事実をとりあげて税法の解釈・適用をさせ、論理的に記述することを求めている試験問題です。つまり税務に関する判断力と論理的記述力を求めている問題内容で、税理士実務にとっても興味ある内容ばかりです。
(司法試験)租税法試験問題を題材。事前準備不要。
そこで、東京青税ではこの租税法試験問題を題材として、判断力と論理的記述力を高める講座を昨年から開設しました。講師は、日本大学法科大学院で「租税法」の授業を担当していた小池幸造会員です。
講座の進め方は、租税法試験問題を使用して、講師が出題内容をコメントし、その場で問題の回答を記述してもらいます。もちろん記述時間は十分取ります。その後、会場で参加者から発言をしてもらいながら検討していきます。1回につき1問を取り上げ、法科大学院の「租税法」授業をこの研究会で再現します。
取り上げる租税法試験問題は当日のお楽しみとしますので、事前準備は不要です。1回につき1問を2時間かけてじっくりと検討していきます。
多くの会員が参加しやすいように19時開始ですので、お間違えのないように願います。
終了後には懇親会を行いますので、こちらも是非ご参加ください。
記
日 時 :平成30年7月19日(木)19:00~21:00
場 所 :東京税理士会館 (東京都渋谷区千駄ヶ谷5-10-6)
講 師 : 小池 幸造会員(税理士・元静岡大学教授・元日大法科大学院講師)
対 象 : 会員・準会員
参 加 費 : 500円(資料代)