秋季シンポジウム・ガイダンス
up2018年06月01日
全国青税秋季シンポジウムについて
皆さんこんにちは。
秋季シンポジウムは、全国青税の2大イベントのひとつ(もう一つは総会・全国大会)で、各地の単位青税がそれぞれ論文作成及び工夫をこらした発表を行い、交流を深めます。
今年は11月10日(土)に神戸で開催されます。
本年度の大テーマは「再検討!日本の税制 ~ここが変だよ日本の税制~」です。
東京青税は所得税法における「金融証券税制」を取り上げる予定です。
上場株式等の配当所得等、株式等の譲渡所得等については、15.315%の税率による申告分離課税が選択できます。青税ではこれまでの税制改正意見書において、「申告分離課税は高額所得者に非常に有利な制度となっており、応能負担原則に反する。よって、総合課税とすべきである。」旨主張してきました。
今回は、わが国の金融証券税制の理論的根拠の検証、「貯蓄から投資へ」といった政策の妥当性の検証、諸外国の制度との比較などを通して、青税のこれまでの意見書の内容を補強し、より説得力を持たせるような提言ができればと考えています。
全国の単位青税もそれぞれ「ここが変だよ」という視点で税制に関するテーマを選び、研究を始めようとしています。シンポジウムは全国の青税会員が叡智を結集して行った研究成果の発表の場になります。
楽しみですね。あなたもこのシンポジウムに参加してみませんか?
まずは、説明会を開きますので、少しでも興味のある方は是非ご参加下さい。
◆ 日時 平成30年7月2日(月)19時00分~20時45分
◆ 場所 東京税理士会館 地下会議室
住所:渋谷区千駄ヶ谷5-10-6
◆ 内容 ①「シンポジウム」についての説明 : 阿部 寿男 会員
②過去に行われたシンポジウムの様子の動画上映(予定)
③過去のシンポジウム論文集の閲覧(予定)