年末調整と申告納税制度について考えよう! 勉強会開催のお知らせ(講師:奥谷健先生)

研究部

 up2016年07月28日

夏も本番を迎えますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、今年の全国青税秋季シンポジウム(会場は箱根です!)のテーマは、「申告納税制度~是か非か」です。東京の個別テーマ「年末調整と申告納税制度」に合わせて、申告納税制度の歴史的背景、趣旨、運用状況、年末調整などを学ぶ勉強会を、研究部と税制調査部の合同企画として開催いたします。

講師は、広島修道大学法学部教授の奥谷健先生をお招きします。昨年は応能負担原則の意義について、判例を踏まえた憲法の解釈、配偶者控除の存廃論、「担税力」の捉え方の講義をしていただきました。例年通り、大変好評でした。日ごろ研究活動に専念され、教壇にも立たれている学者の方にお話しいただける貴重な機会です。

毎年12月になると、年末調整業務に追われることはありませんか。そもそも日本は申告納税制度を導入しているのに、給与所得者はなぜ強制的に年末調整を受けなければならないのでしょう。事業者の事務負担も少なくありません。

年末調整や申告納税制度について疑問を感じることはありませんか。税理士は税の専門家です。税金の計算はもちろんですが、税制についてもこの機会に是非一緒に勉強しませんか。

申告納税制度を考える上で、年末調整の問題点はどこにあるのか、年末調整制度導入時の背景が現代日本の社会状況に合っているのか。プライバシーは守られているか。奥谷健先生の豊富なエッセンスを学び、シンポジウムに向けて是非皆さんで一緒に検討していきましょう。

新入会員の方々にもお勧めですので、是非この機会をお見逃しないよう、皆様のご参加をお待ちしております!

日    時:平成28年9月13日(火) 18:30~21:00

場    所:東京税理士会館

講    師:広島修道大学法学部教授(税法学)  奥谷 健(おくや たけし)先生

対    象:会員・準会員

参  加  費:500円(資料代)  奥谷先生勉強会_案内20160913

開催日  2016/09/13